2020年から順次、携帯の回線が4Gから5Gになるということもあり、
マーケティングの業界では、動画(特にYouTube)を中心とした集客手段についてのセミナーが増えて来ていますね。
この記事の目次
でも、動画広告をきっかけにモノを買う事ってどれくらいありそうですかね?
世の中広告に溢れているわけなんですが、顧客が広告から購買に至るまでの順番は
AIDMAまたはAISASという事は変わりないんですが、(ググればめっちゃ出てくるので割愛)
個人的には佐藤義典さんが『図解 実戦マーケティング戦略』提唱している
認知→興味→行動→比較→購買→利用→愛着
というフレームワークの方が好きでよく使っています。
集客の本質は、顧客の購買を促す仕組み作りですから、ここでいう
認知→購買までを担っている重要事項である事は間違いありませんが、
最初に認知手段として動画ってどうなの?
って思うわけです。
最初の認知段階で、動画広告を見て購買するものって、動画じゃなくても買うモノだと思うんですよね。
それが、動画だろうが文章の記事でも同じだと思うんです。
つまり、買うか買わないかは別にして、見たこと無いものの動画を積極的に見に行くか?
って事です。
自分が必要な何かの情報収集をする時に、関連性があるものの動画広告なら見るかもしれませんが、
エンタメ的な動画を見てるからってNetFlixの広告を見たって買わないでしょう。
動画を見る時ってあらかじめ決まった時間がとられるので、
個人的には自分のペースで情報収集が出来る、文章をベースとした、ものを探すことが多いのですね。
文章だと引用も楽ですし、引用元も明らかにしやすいですから。
特に急いでいる時の情報収集なんかは動画見てる余裕が無いんですよね。
そんなわけで、動画広告なんかはガシガシとスキップするわけですね。
とはいえ動画広告にはメリットもあるのは事実
文章情報は、本当に知りたいものだけを追う事が出来るのに比べ、動画は本質以外の情報が多く流れます。
情報を伝えるものであれば、どのような表情で、どんなトーンで喋っているとか、見ている側が必要としない情報まで発信されます。
このメリットって、演者と視聴者の距離感に影響すると思うんですよね。声や顔が分かる人には声をかけやすい。
なんらかの記事を通して知った人より明らかに距離感は違うはずで、顧客との関係性を構築する媒体としては有用です。
なので、認知→興味→行動→比較→購買→利用→愛着
における行動→比較の段階では有効なのかなと思います。
私は電車ではイヤホン用意するのも面倒なので、主にテキストサイトを見て情報収集しているのですが、
その中で気になったものを自宅に帰った時に検索して、動画視聴というパターンが多いかと思います。
その他でしたら、既に知っているものについて動画を視聴する感じですかね。
つまり、認知→興味の段階では、ネット記事やブログ
その次の段階の、行動→比較の段階では動画視聴。
そういう意味では既に知っている消費、サービスについてのリマインド型広告は動画の方が有効でしょうね。
私の場合はそうとしか言えないので、アレなんですが
結局、商品ターゲットの生活様式次第なわけ
ターゲットの生活スタイルで、どのような媒体を見るか、
通勤が電車でなく車の人の場合は、ラジオだったり屋外広告の方が有効でしょう。
そうはいっても、5Gの時代になれば屋外での動画視聴も、ほぼストレス無く視聴が出来るので、
テキスト主体のネット記事が廃れるなんて事は無いのですが、動画の需要が伸びる事は間違いないでしょうね。
そう考えると、動画撮影とか動画編集、それに伴う照明、音声機材、シナリオ作成、タレントなんていう需要も高まるのではないでしょうかね。
やっぱジェネラリストの時代は終わりスペシャリストの時代になるのかなぁなんてことを思います。
今日で愛鳥はちが無くなって100日です。長いようで短い。
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