どうも、しめさばです。
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Amazonで何か買う時もそうですし、外食をする時でもより良いものを探してから買う時代でございますな。
そんな時代ですから、見える化された『評価』を参考にしつつ、結果的に一番評価の一番良いものが「いっちゃんええやつ」という事で、モノやコトを買っているわけですが、こんなツイートを見まして
これが何を言っているかというと、
「ネット上の評価もあてにならんよ。」
というわけでして、いつの時代も数値に限らず見える化されたものは、それに触れた時点で人間の判断にバイアスとして影響を与えてしまうんですね。
あるものを評価するときに、何らかの
評価指標が明確になった時点で、本質とは関係ない部分で、その指標を見かけ上良い数値にする裏技だったり攻略法のようなものが出来るものでして。
このツイートでいうと、店側として顧客のレビューを直接的に買って、評価点を稼ぐという裏技ですね。
まぁ、ツイッター界隈でもフォロワー数をお金で買うなんていう問題もありましたので、Webサービス事業者も織り込み済みかと思いますが、これだけ色んなものが評価指標に置き換わって、それが当たり前の世の中になってしまうと、案外忘れてしまうものなんだなぁ。という事に気付かされます。
そして、その裏技が当たり前の攻略法として進行すると、様々な評価指標が無意味なものになってしまういますよね。
ちょっと前のSEO対策として、ページ上に表示させないキーワードを何個も仕込んで、検索順位を上げるなんて攻略法もありましたよね。
そういったものとのいたちごっこが常に行われるもので、それはネットの世界だろうかリアルな世界でも同じかと思います。
で、今回の問題の対策としては、
- 実名バッチ付き評価者の点数と、匿名評価の点数を別カウントする
- 評価者が信用に足るかどうか、評価者の点数を係数化して、商品の点数を決める
という所ですかね。
でも後者の方はもう実現されていて、評価者の点数が高い人の事を今は「インフルエンサー」と呼ばれる方の事ですね。
皆さんどうでしょうか、今って食べログとかの点数をあてにしてお店って行きますかね?
実はもうそうでもなくて、信用できる特定の誰かがお勧めしている、本とかメシを食いに行く事の方が多くないでしょうか?
私も通勤途中はブログ記事を読んだりして、その方が勧めている本を買う事が多いような気がします。
情報が氾濫する事によって、まとめ記事、比較記事が流行り、そのころは自分で比較しながら、物を選んでいたけど、さらに情報が氾濫すると、信用できる人が勧める物を何の疑いも無く買うようになったのが現代という事になるんですかね。
で、次の時代はどうなっていくのかなぁなんて事を妄想すると、生活スタイルとか、購入履歴のデータを元に、AIが判断するんですかね。
そんな生活が果たして「人間」と言って良いのかどうか微妙な感じがしますけども、それをさらに進化させると、だれが作ったAIだとかという話しになるんでしょうかね。
うーん、そうなると多くの人はAIに使われるだけの人間になるんでしょうかね。
あ、でも私みたいな会社に使われる人にとってみれば、それがAIに置き換わるだけで、特に変わりは無いですかね。
むしろ、標準化されたAIの方がブレが無いからやりやすいのかもしれませんね。
AI万歳。
最後に最近のお気に入りツイートを貼ってお茶を濁します。
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