先月末に大腸内視鏡検査を受けたんですが、またポリープが見つかりまして切除となりました。特に悪性ではなさそうで一安心ですが、ポリープ出来やすいのかなあとちょっと思ったりも。
ということで今日は今年の大腸ポリープにまつわることなどまとめてゆきたいと思います。よろしくお願いいたします。
どうしてポリープは毎年できるのか

「ポリープを切除しました」と聞いた時、去年はハムソーセージ類の加工肉を以前より控えてみたり、牛肉を食べるのを控えてみたりはしていましたが、「それなりに肉は食べていたし魚は食べなかったから自業自得だな、、」と思っておりました。しかし理由があるようです。
(まあそれも原因の一つと考えられていますが)
大腸ポリープが完全に切除されていれば、そのポリープの再発はまれです。
ですが、大腸ポリープが出来る原因はなかなか特定が出来ず、予防法も現状はありません。
つまり、体には大腸ポリープの出来る原因がまだ潜んでいるのです。大腸ポリープにはできやすい体質・家系があり、改善をすることは難しいです。
そのため、大腸ポリープを切除した人が期間をあけて内視鏡検査を行うと、また新しくポリープが出来ていることが多いのです。前と同じポリープが育つことは稀だが、新しい大腸ポリープが発生する可能性はとても高いということになります。
※ららぽーと横浜クリニック・公式サイトより引用
大腸ポリープは40歳代から増え始めて、年齢が上がるほどできやすくなります。
去年、「来年の今ごろまた大腸内視鏡検査を受けに来てください」と言われて今回検査を受けたのですが、親が大腸がんで亡くなったからかなとか糖尿病患者だからかな?とか思っておりましたがこんな理由があるそうです。(大腸がん・ポリープは遺伝傾向が強いそうですので、親が大腸がんだったというのも原因の一つのようです)
大腸ポリープを切除した患者さんは、次回の検査を1年後に再検査をお勧めしています。
※ららぽーと横浜クリニック・公式サイトより引用
理由の2つあり、1つは大腸ポリープは新しく出来る可能性があるということです。
もう1つは、小さいポリープを見落としている可能性があるからです。
小さすぎるポリープは、出しきれなかった便のカスや、大腸のヒダに隠れてしまっている場合があります。
そうして見逃されたポリープが、次の年には育って見つかることがあるのです。
今回も割と小さ目のポリープだったので、こっそり育っていたのかもしれませんね。
ということでまた来年も内視鏡検査を受けることになりますね、、つらい。
大腸ポリープができやすい人とは?
去年書いた記事にもちらっと、「大腸ポリープができにくい生活」について書きましたが。
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大腸ポリープが出来やすい人
- 50代以上の人
- 糖尿病、高血圧、脂質異常症がある人
- 大腸がん、大腸ポリープの家族歴がある人
- 喫煙者
- お酒が好きな人
- 高タンパク、高脂質の食習慣を送っている人
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※参照:石川消化器内科・内視鏡クリニック公式サイトより
去年より運動はして、糖尿病の薬の効果で体重も落ちてきてはいますがなかなか食生活を変えられていないですねえ。食物繊維を多めに摂ったり魚をメニューに取り入れるのがなかなか面倒くさく、、しかししめさばさんも大腸がんの検診に引っかかったことも考えて、今年は頑張って魚や食物繊維をたくさん含む食材を使わねばなあと思います。
大腸内視鏡検査を受ける時期は冬がいい?夏がいい?

前回内視鏡検査当日に下剤を飲んだ時は、あまり苦労せずに便が透明になったのですが今回は本当に時間がかかりまして。検査時間ギリギリまで頑張って水分をとって、ようやく透明になったのでした。水をたくさん、必死で飲んだので寒くなってしまって部屋の寒さと相まってがたがた震えてしまうくらいでした。
私は冬に検査を受けることが続いたので、もう冬に検査を受けなきゃいけないような気がしますが(1年後とか2年後とかの周期で受けるようなので)冬に内視鏡検査をやるとほんと寒くて辛いので、いつやるのがいいのかなと調べてみました。
10月から12月は健診で要精査になった人が、胃や大腸内視鏡検査を受けにたくさん来られます。胃内視鏡は寒くなってもいいのですが、大腸内視鏡検査は前処置で1.8リットルの腸管洗浄液を飲んでいただかないと検査ができません。寒い季節に1.8リットル飲むのは身体が冷えるので結構つらいとのこと。ポリープの再検査をする必要がある場合は、春から夏の気温が高い時期にしましょう、と患者さんにお伝えしています。
※gdmclinic・公式サイトより引用
大腸ポリープを切除した方の定期検査、経過観察の際には考慮しても良いと思います。
検査の前に必要な処置として、洗腸剤を飲んで腸を綺麗にしなくてはいけません。
当院では当日の洗腸剤の飲用開始は検査予定時間の5時間前からですが、
一番早い10時からの検査の場合、朝5時から飲用開始することになります。
冬だと朝5時は夜明け前なので暗い、気温も低く家の中が寒いですよね。
そして、1.5リットル近くの洗腸剤の飲用は体をさらに冷やしてしまうことになりかねません。
年齢、体調を考慮して、冬のタイミングから3~6か月ずらして春、夏にすることも可能だと思います。
前回受けた大腸内視鏡検査の結果にもよりますので、担当医と相談してみてください。
※たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログより引用
体を冷やしてしまうから夏に受診した方がいいようですね。他にも夏をお勧めする病院がありました。
「年齢、体調を考慮して、冬のタイミングから3~6か月ずらして春、夏にすることも可能だと思います。」というありがたい記述がありまして。今日ちょうど大腸ポリープの病理検査の結果を聞きに行った時に先生に聞いてみたら、「お腹が痛いとか出血があったとかなければ、時期ずらしても大丈夫ですよー!」とのことでした。よかったです。何もなければこれくらいの暖かい時期に受けようと思います。
夏がおススメとありますが、我が家のトイレは換気扇がなくて窓も開きづらい(チャレンジしたけれど開かなかった)ので熱中症になる可能性がありますからね、、春がいいですね私は、、
皆さんも大腸内視鏡検査は春か夏の暖かい季節に受けられることをおススメします。寒い時期に下剤と水をたくさん飲むとガタガタと震えたり、めまいがしたりと検査前に体調を崩してしまいますので。。
大腸内視鏡検査当日に便を出やすくするには

前述のとおり今年の大腸内視鏡検査はどうも便の出が悪くて。そして便が出ても、なかなか最終形態の「透明な状態」にならなく水をたくさん飲んでお腹が痛くなったり、体を冷やしたからか寒気がして非常に具合が悪くなったりしていました。
来年は今年より便の出を改善したいと思いますので、大腸内視鏡検査当日に便の出がよくなりそうな方法をまとめていきたいと思います。
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- 検査5日前から水分を普段より多めに摂る(便秘の予防にもなる)
- 当日は下剤を飲みつつ立ったり歩いたり、座っていても時々左右にゴロゴロと体を動かしたりすると効果的。自宅で飲む時は家事やお腹をひねるようなストレッチをしたりテレビを見てリラックスすることも良い模様
- 排便したい感じがなくてもトイレに座ってお腹をさすったり、ウォシュレットで刺激して排便を促す
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※参照:夙川内視鏡内科まえだクリニック、お茶の水駿河台クリニック、さいとう内科医院
お腹をひねる運動はこちらに書かれていました。(エスエス製薬・スルーラック公式サイトより)
検査5日前から準備を始めなくてはいけないのですね。私はお茶を飲むことが多くて水をあまり飲んでないことがあるので、積極的に水を飲んで行こうと思います。下剤を飲んでいるとそれだけで具合が悪く動く気にもなれないんですが、、これもまた善処したいと思います。
冬に大腸内視鏡検査を受けることが多く、寒いトイレにはなかなか近づきたくないんですがトイレに座ってお腹をさすったり、出てくるようイメトレしたり、あとはウォシュレットで刺激もしてみましょうかね。来年は何も問題なく暖かい時期に受けられることを祈ります….
ポリープ切除後の食生活2023
来年もまたポリープ切除することになる気がしますし、「ポリープ切除した後って何を食べたらいいんだろう!?」と、今年もたくさん検索してしまったので私のポリープ切除後に何を食べたかをまとめてゆきます。
ポリープを切除した後に食べたもの
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- 2月24日(金)大腸内視鏡検査当日
昼:たまごサンド、スフレパンケーキみたいな蒸しパン、紅茶
夜:すうどん - 2月25日(土)一日家にいて安静にしていた
朝:チョココロネ、紅茶
昼:玉子がゆ
間:国産りんごブレッド、じっくりコトコト冷製じゃがいものスープ、りんごヨーグルト(無糖)
夕:ささみ、にんじん、きゃべつ入りうどん - 2月26日(日)散歩兼買い物に出る
朝:フランスパンサンド(マヨネーズ和え玉子)、紅茶
昼:焦がし醤油の鮭バターおにぎり、りんごヨーグルト(無糖)
間:抹茶チョコレート二個、inゼリーマルチビタミンカロリーゼロ
夕:にゅうめん - 2月27日(月)この日から入浴OK、食事も通常に戻し始める
朝:トースト、はちみつ、紅茶
昼:バナナサンド
間:プリン、鶏つくね、りんご半分、チーズデザート青森県産シャキシャキふじりんご
夕:ごはん、大根の味噌汁、茹でキャベツとツナのマヨポン和え、肉じゃが - 2月28日(火)食事は通常状態に。
朝:バナナサンド、紅茶
昼:きつねうどん
間:はるみ、大人のアポロチョコレート、六花亭のお菓子(ひろびろ)、抹茶チョコレート
夕:きつねうどん、マカロニサラダ、ほうれん草のおひたし、ささみの揚げ焼き、酸辣湯麺ひと口 - 3月1日(水)外食も始める、揚げ物解禁
朝:焦がし醤油の鮭バターおにぎり、マカロニサラダ少し
昼:ミラノサンドA、アイスティー
間:はるみ、抹茶チョコレート、シュガーバターサンドの木、C1000ビタミンレモンゼリー
夕:ごはん、あさげ、トマトサラダ、納豆オムレツ、ささみの揚げ焼き、なすの揚げびたし - 3月2日(木)
朝:ミックスサンド、ジャムサンド、紅茶
昼:きつね乗せにゅうめん
間:冷凍ハンバーグとごはん少し、プリン、はるみ
夕:中華あんかけごはん、トマト、どん兵衛ラーメンスープのきつねうどん少し - 3月3日(金)
朝:バタートースト、低糖度いちごジャム、コーヒー
昼:ケンタッキーフライドチキン、塩むすび、コールスロー
間:りんご半分、大人のアポロチョコレート、抹茶チョコレート、冷凍白身魚のタルタルソースのせフライとごはん少し
夕:海鮮ちらし寿司、焼き鳥、カイワレのおひたし、お吸い物
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かなり自由でしたね。4日目あたりからは食事をもとに戻し始めていいそうなので、少しずつ戻していました。生理前で食欲が恐ろしくあって、後半は間食が凄まじいですね。糖尿の検診が楽しみです(怖)
食事制限は3日くらいでいい??
今年もポリープ切除後の食事制限や生活については、かかりつけの病院と東戸塚メディカルクリニックさんを参考にしていました。
かかりつけの病院には特に何日間食事を制限してくださいとは書かれていないので(刺激物、油もの、アルコール類は1週間控えるとはありますが)、日数に関しては東戸塚メディカルクリニックさんを参考にし、当日は柔らかいものを、術後1日~3日は当日よりは少しゆるめにして柔らかいもの、消化にいいものを食べ、4日目から少しずついつもの食事に戻してゆきました。
先日しめさばさんが大腸ポリープを切除したのですが、しめさばさんの病院では「刺激物は避けてください、その他は食事制限は特にないです」と言われたそうです。ピラティス仲間の奥様も「刺激物は避けてください、明日一日安静にしてください」としか言われなかったとか。
ちなみにピラティス仲間の奥様はポリープ切除後2日目からピラティスの教室に参加されていたので、ピラティスも安静にしていた方がいい3日間以降ならやってもいいのかな?と思いました。
しめさばさんのポリープ切除後の食事制限も東戸塚メディカルクリニックさんと私のかかりつけの病院を参考にしていましたが、次回のしめさばさんの大腸内視鏡(二回目があります….。)はもうちょっとゆるめにしようかなと思いました。状態にもよりますが。
今後の私の大腸ポリープ切除後の生活の指針
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※お腹が痛い、便に血が混ざるなどあったら必ず病院に連絡する。7日間は便に血が混ざってないか要確認
- 食事
7日間は基本的には刺激のある食事、油もの、アルコールを避けて消化に良い食事にする。切除後4日以降は揚げ物は控えるが、うどんに七味をかけたりという刺激物はよしとする。(かけすぎないようにする) - 行動
7日間は運動、遠方への外出は控える。自転車は4日目くらいから、立ち漕ぎなどせずにゆっくり乗る。ピラティスも4日目くらいから行う。(いずれも様子を見て)入浴は3日間はシャワーのみ、4日以降から湯船に浸かってもよい。 - 薬など
3日間は市販の風邪薬、消炎鎮痛剤は使用しない。
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まとめ
今日は大腸内視鏡検査、大腸ポリープ切除後のことについてまとめてきました。しめさばさんが二回目の内視鏡検査を受けることになりましたので、まだまだ食事制限とか考えなくてはいけない我が家です。病院によって注意事項が違うので、まあ様子を見ながらやっていこうと思います。術後3日は食事も行動も気をつけて、4日目以降からは少しゆるめる感じですね。体の様子を見ながらではありますが。
大腸がんでお亡くなりになる方が増えていますので、年に一回は大腸がん検診を受けることをおススメいたします。大腸ポリープが出来やすいという方は私のようにまっすぐ内視鏡検査を受けた方がよいようですよ。
ここまで読んでくださってありがとうございました。今日はこのへんで。
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