※画像引用:ACphoto
ここ数年、ちょいちょいしめさばさんに「サイクリング行こうよ」と誘われておりまして。
しかし自転車は小学生の頃に少しだけ乗っていただけ。しかも子供の頃は自転車に乗って転んでばかり。しかも運動神経は全くなく、自分が怪我するだけではなく他人に怪我させてしまったら??と思い、自転車も車と同じく「一生乗らないで過ごそう」と思っていました。
そんな私でしたが、先日通勤のために自転車を購入して乗りこなすしめさばさんを見ていたら、「自転車いいな、サイクリングしたいな」と思いまして、、自転車教室に行くことにしたのでした。ということで今日は大人の自転車教室体験の記事です。よろしくお願いいたします。
自転車に乗ってみたいけどどうしたらいいの?
40年くらい自転車に乗ってないんだけど、自力で練習するしかないの??
と思っていたら、しめさばさんに「大人の自転車教室とかあるんじゃないの?行ってみたら?」と言われて検索してみたらこちらの記事を見つけたのです。(RareA レアリアに繋がります)
文中にこういった文がありまして。
☆恐怖心をとる 怖がらないことが一番大切。マンツーマンで見ているのでちょっとした成長も見逃しません。「よくできた!」「できてるできてる」と優しく話しかけている姿が印象的でした。
※RareA~話題のおとなの自転車教室に潜入してみた。より引用
子どもの頃、やたらとスパルタな父(昭和の父ゆえに)に怒られながら自転車を習った私は
「優しく教えてくださるなら、私もいけるかもしれない….!!!」と思ったのでした。
お世話になったのはおとなの自転車教室さん
お世話になったのは一般社団法人アジアニューブランド協会の自転車教室、おとなの自転車教室さんです。
公式サイトはこちら
2017年から子どもの自転車教室を始めて、おとなの教室は2020年の夏から始められたそうです。2022年9月5日現在で子どもが4841名、おとなは709名が参加している人気の自転車教室です。
レッスンはマンツーマン、先生と生徒1人という形で行われます。
おとなの自転車教室
- 参加者:年齢、性別、国籍、障がいの有無すべて関係なしで、「やってみたい」と思う方(下は5歳から)
自転車に乗れない、昔は乗ることができたのに今は怖くて乗れない、乗ることができるけれど自信がない方 - 年齢:年齢は5歳(新調100cm以上)から。70歳以上の方は要相談
- 受付人数:1名様(友人、ご家族等であれば2名様一緒も可能)
- 所要時間:1レッスン100分(時間が3枠あり)※1
- 受講日:基本的に平日のみの開催。土日祝日での特別開催の時は公式サイトでお知らせあり。
- 参加費用:14,000円(消費税込、12,727円+消費税1,273円。イベント保険料なども含む)※2
- 参加方法:事前予約(こちらのページの下の方に参加リクエストフォームがあるのでそちらから予約)
- 持ち物:頭や手指を保護するためヘルメット(通学用、通勤用)、グローブ(手袋、軍手)を用意。ヘルメットがない場合は帽子でもOK。その他には水分補給用の飲み物を。(水筒でもペットボトルでもどちらでもOK)
- 服装:長袖、長ズボン、かかとのある靴を着用。(サンダルクロックスはNG)肘と膝のプロテクターがあれば持って行く(なくてもOK)
- 自転車の貸し出し:有。持ち込み不要。練習用の自転車は24インチか26インチ。持ち込みする場合はペダルを外す場合あり
- 会場:東京と横浜の2か所。東京は駒沢公園(雨天中止の可能性有)横浜は新横浜日産スタジアム(屋根があるため雨天も決行)
- 交通費・駐車場:利用者が負担、駐車場の利用者割引等のサービスは無し
- キャンセル:開催の前々日まで連絡。連絡のないキャンセルの場合は後日にキャンセル料金(参加費全額)を請求される場合あり
- 中止の連絡:雨天、荒天、震災等により教室が中止になる場合あり。その時は公式サイトで掲示するとともに参加者に直接メール等で当日朝8時までに連絡される
※一般社団法人アジアニューブランド協会 おとなの自転車教室参照
注意事項
※1:時間は下記の通りです。
第1枠:9時スタート~10時40分まで 第2枠:11時スタート~12時40分まで 第3枠:13時30分~15時10分まで
※2:参加料金は当日のレッスン終了後に現金でお支払いするため、お釣りのないよう用意しましょう。
※3:キャンセルが続く場合は改めての申し込みを断られる場合、おとなの自転車教室さんから電話で連絡がきて申込内容の確認される場合があるそうです。連絡が取れない場合は予約を取ることができないそうですので、メールアドレス、電話番号の連絡先はしっかり参加リクエストフォームに記載しましょう。
他には複数の教室の申し込みはできないそうです。(東京と横浜)再申し込みはどちらかの教室を受講後に改めてこちらのサイトから申し込みしてください。
私が持って行ったもの、着て行ったもの
ヘルメットは持っていないので帽子を、それから軍手、ペットボトルのお茶を持ってゆきました。着て行ったのは転んでもすぐに破けないようにジーンズを。上は「長袖着用のこと」とありましたが暑い日でしたので半袖のTシャツを着て行って、現地で長袖のシャツを羽織りました。それから足元は靴下にスニーカー。
プロテクターは、転ばなかったので必要ありませんでしたが、不安な方は持って行った方がいいかもしれません。ヘルメットは貸出してくれました。(いつも持ってらっしゃるかわかりませんが)
東京会場はこんな感じです
ちなみに東京会場はこんな感じだそうです。
100分間のレッスン内容
まずはお話を
どうしてこの自転車教室に来ようと思ったか、どうして自転車に乗りたいと思ったかなどの自転車に乗ろうとした動機、今までの自転車の経験、現在運動をしているか、学生時代体育会系の部活をやっていたかなどなど聞かれました。
ちなみにこのように答えました。
- どうして自転車教室に来ようと思ったのか:夫とサイクリングしてみたくなったから
- どうして自転車に乗りたいと思ったのか:夫が自転車に乗っている姿を見て気持ちよさそうだなと思ったから
- 今までの自転車の経験:小学校中学年くらいまで乗っていた
- 現在の運動状況:週に一度のピラティスと週に2,3回の散歩
- 学生時代の運動経歴:小学生の頃にバドミントンを1年間
- 他には何をやっていたか聞かれたので:高校時代、吹奏楽部で打楽器を3年間
他には運動神経が悪いこと、車の免許も一応持ってはいるがあまりに適性がなく公道では運転したことがないことなど話しました。
次に自転車のサイズについて、ブレーキについてなどの自転車の解説をしたあと自転車のスタンドロックの外し方などを教えてもらいました。
続いて基礎練習

自転車を押してブレーキをかける練習をした後、実際に自転車にまたがって基礎練習です。前半の大体30~40分で、休憩を挟みつつ行われました。
基礎練習は自転車のペダルを外し、サドルは下げて足が地面にしっかり足がついた状態で行います。
- 自転車にまたがってヨチヨチ歩き
- 自転車にまたがって両足キック
- 自転車にまたがり、ワンツースリーのスリーのタイミングで両足を上げて進む
よちよち歩きからワンツースリーで足を上げる練習の詳細は、こちらのアジア自転車教室さんの動画をご参照ください。ちなみにこちらの先生に習いました。
練習動画としてはこちらも参考になりました。自転車に乗れない豆柴の大群のナオ・オブ・ナオさんが1時間かけて乗れるようになるという動画なので、なかなかリアルです。しかし体幹がしっかりしているので、自転車を倒したとしても転ばないところが私とは違うところだなと、、
最後に実践練習
レッスン時間の終了まで行われます。ペダルをつけ、足を乗せてこぐ、進むの練習です。
- ペダルに足を乗せてこぐ(自転車のスタンドロックをしたまま)
- スタンドロックを外し、自転車を漕いで進む
- カーブを曲がる、坂道の上り下り
基礎練習は周遊ランニングスペースで行っておりましたが、実践練習は東ゲート側の広くて明るい場所で行われました。
まずはスタンドロックをしたまま、ペダルに足を乗せてこぎます。基礎練習で紹介した、マメシバの大群のナオさんがやっていた動きですね。一生懸命漕ぐのではなく自然に漕ぎましょうと言われました。私もナオ・オブ・ナオさん同様、どうしても力が入ってしまうようで、、
次にスタンドロックを外し、自転車を実際に運転です。最初は先生が後ろの荷台をつかんでいてくれますが、途中で離されます。
右足のペダルはなるべく上の位置まで持ってきて(てっぺんすぎると力が入れにくいので45度くらいの高さ)しっかり踏み込んで次に左足をペダルに乗せて、、という動きがまあ、なかなかできなかったんですがなんとか一人で漕げるようになりました。
カーブと坂道の上り下りは私は行いませんでした。下記で引用しましたように、「上達具合で内容も変わります」ということで私はまだカーブや坂道の上り下りの練習にいくまでに達していなかったんだなあと。
自転車の経験を確認してレッスンの時間配分を決めます。上達具合で内容も変わります。個人レッスンで頑張って乗れるようになったら「公園内での人等とのすれ違い走行」「街乗り」にも挑戦してみましょう
※引用:アジアニューブランド協会・おとなの自転車教室より
ということで、私は直線距離を走ることができた!というところでレッスン終了となりました。そのあとは少し質問したり雑談したり。話しやすい先生なのでちょっとした質問もできてよかったです。
交通ルール等の話はなかったんですが、アジアニューブランド協会さんの公式Youtubeに交通ルールに関する動画があるのでそちらを観てみてくださいとのことでした。
飛鳥ドライビングカレッジ川崎さんという自動車の教習所の、安全研修センターとアジアニューブランド協会さんが共同で企画、制作したものだそうです。全部で4話あります。
おとなの自転車教室に参加してみた感想
良かったところ
- インストラクターの方がとても話しやすく、質問しやすい
- とにかく優しく、何か一つの動作ができたら褒めてくれるので自信がついてくる
- ペダルを外した状態で練習を始めるのでやりやすい
- 自転車にまたがって地面に足がべったりつく状況で始めるので自転車が安定しやすく、恐怖心が薄れる
- とにかく最初から最後までインストラクターの方が優しくてリラックスしてレッスンが受けられる
インストラクターの方が優しく教えてくれるっていうのが一番良いポイントなんじゃないかと思いました。
私は何かを教える時は基本スパルタな父に教わったので、自転車に上手く乗れなくて怒られて自転車があまり好きじゃないまま乗らなくなりましたので、ほんとに一つ一つ褒めてくれてリラックスした状態で受講できたから乗れたんじゃないかなあと思っています。
基本的にいつもニコニコしてらっしゃって、上手く乗れたら「合格~!!!」とこぶしをぶつけるしぐさをしてくれるのがもう、ほんと嬉しくて。受講料はなかなかいいお値段がしますが、自転車があまり好きじゃないままやめてしまった、自転車にトラウマがあるという方は受けてみて損はないんじゃないかと思います。

それから自転車のサドルを下げているのも嬉しかったです。サドルが低い位置にあると自転車を漕いでいて安定しなく倒れそうにそなっても足がべったりつくので何とかなりますし、自分も不安な気持ちにならないのがいいなと。
そしてペダルもついていると何となくプレッシャーに感じてしまうので、最初のうちは外されていて何となく安心感がありました。
悪かったところは特にないのですが、一度の受講でカーブ、坂道の練習ができなかったところがちょっと残念だったなあと。まあ私の技術不足なのでしょうがないんですけれどもね。ちなみに、自信がない場合は何度受けてもよいそうです。実際受講されている方もいらっしゃるようです。
でも大満足なレッスンでした。自分に自信もつきますしね。よかったです。
まとめ
ということで今日は、「おとなの自転車教室」に行ってみたよという体験記事でした。
長年自転車に乗れない大人をやってきましたので、別に恥ずかしいことだとも思っていませんでしたが(不器用すぎるので無理だと諦めていた)「自転車に乗れないなんて恥ずかしい」と思っている方、「電車通勤から自転車通勤に切り替えたいけれど自転車に乗れない」と思っている方、「何かに挑戦したい」と思っている方。自転車教室にぜひ行ってみてください!やれることが増えるのは大人になっても嬉しいことだと思いますので。
それでは今日はこのへんで。おやすみなさいませ。
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