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こんばんはmugです。10月ももう終わりですね。
年末に近づくということで、この時期大詰めになることがいろいろあると思うんですが、そのうちの一つが大河ドラマなんじゃないかと思います。
ちなみに皆さん、大河ドラマってご覧になられます?
私の実家は、日曜8時は大河ドラマに決まり!な家なので、物心ついた時から観ていました。
しかししめさばさんはあまり観てないようで(義母は観てると言っていたので、しめさばさんだけ観てないんだと思いますけど)何となく疎遠になっていた大河ドラマ。
しかししめさばさんも私も日曜休みになったので、ここ数年は二人で観る事も。
さて『いだてん~東京オリムピック噺』。
視聴率が悪いだのなんだの言われていますがめちゃめちゃはまっています。
でも、去年の今頃は
などと思っていました。
蓋を開けてみると 。
面白い!
目まぐるしい!
さすがクドカン!
でも現代と過去と行ったりきたりで
ちょっとわかりにくい!
でも面白い!
好きな役者さんだらけ!
あれ、これ大河なのか?
でも面白い! でした。
やっぱちょっと、目まぐるしかったですね…笑
初回で脱落された方の気持ちがわからなくもないです。
でもそれは初回のみでした。
2回目からは前半の主人公、日本初のオリンピアンである金栗四三さんのお話が始まりました。体が弱いから、走って学校に通ううちに走ることが好きになっていつでもどこでも走っている、走ることばかりの四三さんのお話。
純朴だからこその無神経さもあるけど、憎めない四三さんが一緒にオリンピックに出場した三島弥彦との友情を深めたり、オリンピックで実績を残すことは叶わなかったけれど箱根駅伝を手がけたり、女子高で女子体育を発展させようと頑張ったり、あとは初恋の人、スヤさんと結婚することになったり…という波乱万丈の物語が宮藤官九郎氏のユーモア満載の、でもほぼ史実という恐ろしい展開で進んでゆきます。
そして運動音痴で運動嫌いな私なのに
「なんか運動をしてみたい」
「マラソンしてみたい」
などと思っちゃうように。
今現在やっているのは、日本に初めてオリンピックを招致した田畑政治さんという方のお話。
これがまあうるっさいわ、口は悪いわで、やや憎める男なんです。
しかし彼が新聞記者の仕事をしながらも大日本水上競技連盟(水連)を設立し、水泳の選手の育成に努めてゆく姿、226事件や515事件などを経てどんどん悪化する日本の世情を憂い、
「新聞の一面に金メダル大量獲得の記事を載せて、日本を明るくしたい」
と言ったりと彼の熱い部分を見せられて、これまた
「オリンピック呼ぼう日本に呼ぼう!」
なんて、、思っちゃうのです。
そして全編通して語り部として出ている、
古今亭志ん生こと美濃部孝蔵。
オリムピック噺というだけあって、落語として語られてゆくのですが
この方の人生もとてつもなく面白い。
しめさばさんはこの人の大河でもよかったんじゃない?
などと申しています。
ということで美濃部孝蔵氏の大河もいつか観たい。
面白い面白いと書いてましたが、ここ数回のいだてんは
戦争に突入していたので非常につらかった。
つらいというか重苦しいものに支配される恐ろしさというか。
実際に登場人物が死んでしまうシーンも辛かったけれど、重苦しいものが
どんどん大きくなってゆくシーンが怖くて、クドカンはすごいなと思いました。
戦中戦後の描写がしんどかったので、
昨日10/27の放送は本当に楽しかったし45分間わくわくし通しでした。
田畑政治ことまーちゃんがついに日本にオリンピックを招致する回なんですが、
東京に決まったシーンは、たぶん2020年の東京オリンピックが決まった時より嬉しかった気がします笑
みんなー!
東京にオリンピックがくるよー!!
って言う感じです。
(もうかなり前に東京にオリンピックが来てもう終わってるっていうのに)
好きなドラマなので視聴率は上がってくれるといいと思う。
でも上がらなくたって私が好きだからいいのだ、ほかにも好きな人いるしとも思う。
最低視聴率をマークしたと聞いて、もうこうなったらやってやれやってやれとも思う。
でも昨日の放送を観ていたら、日本にオリンピックが来るってすっごいことなんだよ、色んな人が楽しみにしていたオリンピックが来るよ、みんな観ようよオリンピック!なんて気持ちになったので(1964年のね)
11/2のいだてんの再放送、ぜひ観てね!!
っていう心境です。今は。
お話も面白いのですが、大友良英さんが手がける音楽もすばらしい!
オリジナルサウンドトラック、わりとヘビロテしてます。
そしてガイドブック、ちょっとほしい…(星野源ちゃんがかっこいいから)
来年はクドカンの大河だなー楽しみだなー
でもオリンピックかー..オリンピック興味ないなー…
運動自体好きじゃないしなー