【大腸がん検診で便に潜血があった!】大腸内視鏡検査を受けてきました①【内視鏡検査前の体験談】

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※画像引用:ACphoto

先月の2月18日に、大腸がん検診の便潜血検査の結果が「二日とも潜血あり」でして。大腸内視鏡検査を受けてきました。

その結果ポリープが見つかり切除され、そのポリープは良性だったので問題なしでしたが、ポリープ取るとわりと生活が制限されることを知ったので、「内視鏡検査を受けることになったらメモ」みたいな感じでまとめて行こうと思います。

大腸がん検診とは

※画像引用:ACphoto

2日間の便を容器にとり、便中に含まれる血液の有無を調べます。この検査は、便が大腸内でがんやポリープなどと接触することによって生じた出血の有無を調べます。目に見えない微量の出血でも感知できる検査です。

※東京都がん検診センターより引用

そしてこの採便検査で出血があった場合、大腸全体の精密検査(大腸内視鏡検査)を受けることになります。

便の採取についての困りごとあれこれ

便の採取、結構難しいですよね。採取しすぎてもいけないし、少なくてもいけないし。少なすぎてもう一度取り直しになることもあるし。気になりつつもあまり誰にも聞けなかったこと、こちらの東京都がん検診センターさんにまとめてありました。

  • どうしても1本(一日分)しか採取できなかった場合1本のみ提出する未使用の容器は提出せず、不燃物として破棄する。
  • 便が固くて採便スティックの溝につかない場合便の表面に少量の水をつけ、柔らかくしてから採取する。
  • 下痢気味な場合便を採便スティックでかき混ぜるようにして採取する。
  • 生理中な場合生理中は検査ができない為、生理が終わった後2~3日してから採取する。

便がなかなか出なくて「今回は便が採取できないかもしれない」と思ったことは何度かあるんですが、どうしても採取できない時は1本だけ提出でもいいのですね。提出先の医療機関に確認の連絡をした方がいいとは思いますが。

それから便が固くて採便スティックの溝につかない時は水で便を湿らせるといいって、先月知りたかったですね….そして下痢気味の便でも出していいというのが初耳。

ちなみに採便についての動画が非常に趣深いのでよかったら観てみてください。


内視鏡検査を受けることになった経緯

2月初旬に、近所の胃腸科で胃カメラを撮るとともに大腸がん検診の便も提出してきました。大体5日くらいで結果はわかると言われたのですが、処方されていた薬がまだ残っていたことから「薬が無くなるタイミングで来てください」と言われて、検査から10日後くらいに結果を聞きに行きました。

お医者さんから「便に潜血が見られました、病院で内視鏡検査を受けてください」と言われて近隣の総合病院に紹介状を書いてもらって帰宅。家で予約の電話を入れてみたら、検査が混みあっていて最短で1ヶ月後だということで、、紹介状の要らないクリニックで受けることになりました。こちらは最短で1週間後

内視鏡専門クリニックに行ってみた

事前診察を受診

※画像引用:ACphoto

大腸内視鏡検査を受ける時は、事前診察が必要になります。私は大腸内視鏡検査の4日前に受けました。前回山形で受けた時は、大腸がん検診の便を提出した病院だったので持ち物は特になかったんですが(お薬手帳、月をまたぐなら健康保険証くらい)今回は別の病院だったので大腸がん検診の結果、お薬手帳、健康保険証を持ってくるよう言われました。

お医者さんに何を聞かれたかがもう曖昧なんですが、持病の有無、今飲んでいる薬などを聞かれたような覚えがあります。あとは内視鏡検査について説明を受けました。

8年前に山形で内視鏡検査を受けた時はこれくらいで終わり、あとは検査中に履くお尻が開いているパンツを購入したくらいだったんですが、こちらの病院では血液検査も行いました。(血圧は病院に到着したら血圧測定器で自分で測る)

「血液をサラサラにする薬(抗凝固剤)」を飲んでいると注意らしいので、服用中の薬についても何度か聞かれました。それから当日の朝は絶食なので、糖尿病の薬は中止するよう言われました。(これは山形も同じ)

事前診察で病院から渡されたもの

  • 検査前日に飲む下剤
  • 検査当日に飲む下剤サルプレップ
  • 検査当日の流れを書いたパンフレット
  • 検査食

今回病院で渡された下剤は480mlのペットトルで、もうそれを飲めばいいというものでした。前回は下剤を水に溶かして、500㎖以上は飲んだと思うのでちょっと驚きました。

サルプレップの紹介はこのページの下の方にあります。(札幌はたけやま内科胃カメラ大腸内視鏡クリニックに繋がります)このページを見たら下剤を水に溶かすモブピレップ、2リットルも飲むんですね。前回はたしかこのタイプだったんですが、たくさん飲むし、美味しくないしで非常に苦しかった覚えがあります。

それから驚いたのは検査食。検査前日に食べるごはんですね。検査前日はうどんかおかゆかなと思っていたので、食事に悩む必要がなくてありがたかったです。その分診察料金がお高かった気がしますけれども….。

ちなみにこちらです。夜のメインはクリームシチューorビーフシチューなんですが、どちらか選べるということでクリームシチューにしてみました。鶏とたまごの雑炊、肉じゃが、鮭がゆ、クリームシチューはレトルトです。クリームシチューと一緒についてきた炭水化物的なものはクラッカーでした。

検査前日の食事

検査前日の食事はなぜ消化にいいものが良いのか

大腸内視鏡検査をするというと「前日は消化にいいものを食べた方がいい」というのがなんとなく頭にありますが、なぜ消化にいいものを食べた方がいいのかについては曖昧だったんですが、こういう理由があるそうです。

大腸内視鏡検査とは、肛門からマイクロスコープを通して、大腸に病変がないかを映像で見ていきます。
そのときに便や未消化物が残っていると、検査にとても時間がかかってしまいます。
また、万が一小さな病変を見逃してしまうと大変です。
せっかく検査をするなら、スムーズに検査を受けられ、正確な結果がわかったほうがよいですよね。

※MEP南青山・公式サイトより引用

検査前日の食事のポイント

  • 消化にいいものを選ぶ細かく刻んだもの、柔らかく煮込んだもの(うどん、おかゆ)
  • 食物繊維、種を含むものは食べない:豆類(納豆も)、野菜、海藻、きのこ、種子(ごまなど)
  • 脂肪分の多いものは食べない:脂質は最も胃の中の滞留時間が長く消化に悪い。肉類なら加工肉、脂質の多い豚バラなどは控え、魚類だったら青魚ではなく白身魚を選ぶ
  • 食べ過ぎない:消化にいいものを食べたとしても、食べ過ぎると消化に時間がかかるので食べ過ぎないようにする

※参照:MEP南青山・公式サイト

内視鏡検査前日に食べていいものについてはこちらのサイトに詳しくまとめてあります。(CPC大腸・胃内視鏡クリニックに繋がります)「コンビニで前日の食事を準備」ということでコンビニの食べ物で食べてもいいメニューが書かれているのがすごく便利だと思います。

検査食の味

検査食、割と美味しかったです。味は確かに薄いんですが、一日食べていたら慣れます。(たぶん)これら三食食べたとしても730kcalしかないので、「食べ過ぎない」を守ることもできるのでよかったです。

朝食:鶏とたまごの雑炊
意外と味が濃くて食べやすかったです。雑炊だからでしょうか。

昼食:肉じゃがと鮭がゆ
肉じゃがはわりとしっかり味がついていて美味しかったです。鮭がゆは「おかゆ」だからか味が薄くて飽きましたが
肉じゃががあるため何とか美味しく食べられました。

夕食:クリームシチューとクラッカー
クラッカーの封を切るのを忘れてしまいましたが、パッケージには5枚写っているから5枚あったのかと。ややしょっぱくてシチューのいいお供でした。というかクリームシチューがすごくおいしかったです。ちゃんとシチューでした。しめさばさんに一口あげたら「薄いね」と言ってましたが。

夕食は20時までにとり、21時に錠剤の下剤を服用して翌日に備えます。

検査当日(家にて)

検査当日は朝9時から下剤、サルプレップを飲み始めました。飲み方はサルプレップを1杯(120㎖)飲む→水またはお茶を2杯(250㎖)飲むを、便が透明になるまで飲み続けるというものです

ちなみにサルプレップの味ですが、うっすら柑橘系でした。(グレーフルーツのような)8年前に飲んだ下剤よりはまだよかったんですが、相変わらず美味しくなかったです。

便秘まではいかないものの、便が出にくかったので「ペットボトル1本で足りるのだろうか」と心配していましたが無事、便が透明な状態になりました。ちなみに便が透明感のある液体の状態になるということは、腸管内がきれいになったという目安になります。

検査当日(病院にて)

検査の30分前までに病院に行き、血圧測定を済ませましたら検査前、最後のトイレを済ませて呼ばれるのを待ちます。
上半身はそのままで、下はパンツ、靴下まで脱いで検査用の下着に着替えます。(靴下は検査中に汚さないよう念のため

下はお尻に穴が開いたパンツだけになるので、上下分かれる服装で行きましょう。(事前診察でも言われると思います)

鎮痛剤を打ってもらった

検査台に横になったら、緊張を和らげるために鎮痛剤を打ってもらいました。

前回山形では鎮痛剤を打たなかったのかお医者さんとともに自分の腸の状態を見ることができたんですが、今回は鎮痛剤を打ってみました。そしたら寝ているうちにすべてが終わっていて、とても楽でした。

鎮痛剤を打った後は眠気を催したりしてしまうため、車の運転を控えなくてはいけなかったり、もしかしたら意識がなくなったり血圧が下がったり、呼吸が弱くなるといったデメリットもあるようですが、私はあっという間に終わって良かったなあと思います。いびきをかいてなかったかなとか、おしりを出すパンツを履いているのでちょっとした気恥ずかしさはありましたが、、、

まとめ

ということで今日は大腸がん検診で潜血が見つかった状態から、大腸内視鏡検査の検査終了までをまとめてまいりました。続きはまた明日書こうと思います。それでは今日はこのへんで。おやすみなさいませ。






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あ、宜しければ・・・。

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