【広東、四川どちらがお好み?】広東風麻婆豆腐の素にハマった【中国料理の種類とは?】

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だいぶ春めいてきましたが、まだ朝晩は冷えますね。寒い時はピリッと辛いものを食べて体を温めたいですね。カレーとか麻婆豆腐とかで。

去年の年末辺りにスーパーで広東式麻婆豆腐の素を見つけました。麻婆豆腐と言えば四川しか知らなかったので買ってみたらこれがとってもおいしい。ということで今日は広東と四川の違いなどについてまとめてゆきたいと思います。よろしくお願いいたします。

粉ざんしょうが夫婦そろって苦手

皆さんは麻婆豆腐を作る時、どうやって作られていますか。

私は結婚して最近まで、基本的にレシピ見ながら作っていました。別にクックドゥでも丸美屋でも美味しいんですが、母がなんでも手作りでこしらえてしまう人で、そういうもんなんだなと思って育ってしまったので。

新婚時代から愛用している中華料理のレシピはこちらです。雑誌・レタスクラブの『中華の基本』。食材の下ごしらえや数々の中華料理のレシピ、パーティの提案などが記載されています。

もう絶版になっているのですね。まあ20年前の書籍ですし。

レシピは見るには見るんですが、基本的に途中から我流になってしまう私。しかし麻婆豆腐はこのレシピに忠実に作っていました。しめさばさんからも好評なので。しかし私、粉ざんしょうは使ってこなかったんですよね。しめさばさんも私も苦手なので。今見てみたら材料の粉ざんしょう、分量のところに付箋が貼られていて見られなくなっているし。(単なる偶然ですが)

そう、我が家は粉ざんしょうがかかった本格的な麻婆豆腐が苦手なのです。中華料理屋さんのプロの料理人さんが作る麻婆豆腐にどうも馴染めなかったり、テレビで紹介された本格的な麻婆豆腐の素を買ってきて作ってみてもあんまり好きじゃないなあとは思っていたのですが。

そして私は年々辛いものに弱くなっていまして。麻婆豆腐を作る頻度が少なくなってきたのです。しめさばさんも「辛い四川料理より、広東料理の方が好きかもしれない」と言い出していて。

クックドゥ・広東式麻婆豆腐用

そんな時に出会ったのがクックドゥの広東式麻婆豆腐用、でした。最近になって知ったんですが、発売年は2019年2月11日なんですね。クックドゥを使わなくなっていたから気づかなかったのか、最寄りスーパーがディスカウントストアだからなのか、発売されたことに気づいておりませんでした。

広東式麻婆豆腐を食べてみての感想

「特選オイスターソースのまろやかなコク」とパッケージ書かれている通り、まろやか!辛味もあるけれど前面には出ていないです。ご飯にかけて食べるのにぴったりです。四川風麻婆豆腐も好きなんですが、年々辛さが胃に来るようになってしまったのでこれはいいなと思いました。

辛味が欲しければ、作っている途中で豆板醤を足してみたり、完成した麻婆豆腐にラー油や七味・一味をかけてもいいですしね。辛いものが食べられないお子さんもお年寄りも美味しく食べられるのではないかと。

豆腐の水切りが画期的

豆腐の水切り方法がお湯で湯通し、というのが画期的に思えました。今まではキッチンペーパーに豆腐を包んでレンチンしていたんですが、お湯で湯通しすると豆腐がプリプリになって舌ざわりがよかったのです。この説明には「味がなじみやすくなる」とありますが、確かになじみやすかったかも。初めて知った豆腐の水切り方法だったのでちょっと感動してしまいました。

ちなみに豆腐の水切り方法、他にはこんなのがあります。(参照:クラシル公式サイト


使った豆腐:200gの絹豆腐
水切り前の重さ:206.3g

  • 重しを乗せる(時間:30分・水切り後の重さ:168.6g)
    豆腐をキッチンペーパーで包み、その上から平たい皿かバットなどを乗せて30分ほど置く。水切りが終わったらキッチンペーパーを外し、新しいキッチンペーパーで水気を拭きとる。
  • 沸騰したお湯で茹でる(時間:10分~20分くらい?・水切り後の重さ:182.2g)
    お湯が沸騰したら豆腐を入れて5分ほど茹で、茹で上がったらざるにとってキッチンペーパーで包んで冷めるまで置いておく。
  • 電子レンジで加熱する(時間:500wの電子レンジで3分・水切り後の重さ:151.7g)
    豆腐をキッチンペーパーで包んで耐熱容器に入れ、500wの電子レンジで3分加熱する。豆腐が冷めたらキッチンペーパーを外し、新しいキッチンペーパーで表面の水を拭きとる。

豆腐を茹でる鍋の大きさの違い、お湯から沸かす・水から沸かすの違い、蓋をしてお湯を沸かすなど色々シチュエーションが違うので10分~20分としました。もっと早くできたらすみません。

重しを置く場合、茹でる場合はちょっと豆腐の形が変わってしまうそうですが形は崩れないようです。
確かに湯通しした時は崩れませんでした。

電子レンジで加熱した場合は短時間で水分を飛ばすため、豆腐に穴が開いたり形も少し崩れることがありますね。でもまあ、早く、そして確実に水切りしたい!という場合は電子レンジが良いと思います。

私は電子レンジで水切りすると少し水分が飛びすぎるので茹でて水切りが良いなあと思いました。食べた時の豆腐のぷりぷり感が好きなもので。

四川風麻婆豆腐と広東風麻婆豆腐の違い

辛いかコクがあってまろやかか、という簡単な違いは食べてわかりますが、詳しい違いはこちらです。

どちらも豆板醤(トウバンジャン)を味のベースに使うのは一緒。ですが、本家本元・四川風は、甜麺醤(テンメンジャン)でコクと甘みを出し、花椒でしびれる辛さを効かせたパンチのある味。一方広東風は、辛みは豆板醤に任せて、オイスターソースとたまり醤油でコクと旨みを出した、ごはんや花巻に合う味です。

80C[ハオチー]より引用

今まで愛用していたレタスクラブの『中華の基本』には「粉ざんしょう」と書かれていましたが、花椒が使われているのですね。花椒、食べたことがないのですがヱスビー食品さんからも出ているんですね。

中国料理の種類について

中華料理、好きなんですがどこの地方の料理なのか特に何も考えずに食べてきました。四川料理は辛い料理で代表的なのは麻婆豆腐くらいはわかって食べておりましたが。ということで中国料理の代表的な四種類の味の特徴、代表的な料理についてまとめてゆきます。

  • 四川料理
    様々な香辛料を用いた料理が特徴。中国の西南部に位置する四川地方は盆地で、冬は寒く夏は暑い上に湿度が高いエリア。冬の寒さに負けないよう、また夏の食欲増進の工夫とし、唐辛子などの香辛料を多用したり、テンメンジャンなど味の濃い調味料を用いたりするようになった。

    代表的な料理:麻婆豆腐、エビチリなど辛い料理や回鍋肉、青椒肉絲など辛くない料理も。

  • 広東料理
    広東料理は素材の旨みを生かす薄味の料理が多いのが特徴。山と海に囲まれた中国の南東に位置する広東エリアは、「職は広州にあり」と言われるほど豊富な食材に恵まれたエリア。米や新鮮な魚介類など、日本人になじみのある食材も多く日本で広く愛されてきた料理。温暖な気候を生かして作られた野菜、果物が料理に使われることも多いもよう。

    代表的な料理:ふかひれ料理、酢豚、焼きチャーシューや牛肉の牡蠣油炒めなど。ふかひれ、あわび、燕の巣など高級食材を使った料理も有名。甘酸っぱい料理、オイスターソース、アワビソースなど贅沢な調味料を使った料理も。それから飲茶も。

  • 山東料理(北京料理など)
    素材の味を活かすさっぱりとした味わいが特徴の「山東料理」。北京ダックや餃子などで有名な北京料理も山東料理に含まれます。山東料理はとても歴史が古く、中国宮廷料理もこちらから派生したそうです。山東料理はネギやニンニクが多く使われていて、塩気が効いた料理が多いのが特徴。

    代表的料理:北京ダック、餃子、火鍋、刀削麵など

  • 江蘇料理(上海料理など)
    江蘇料理も淡白な味つけで素材の美味しさを感じやすく、見た目の美しさを大切にするのが特徴。長く煮込む、水を少な目でとろ火で煮る、弱火でゆっくり煮る、水を使わずに温める調理方法を得意とする。中国宮廷の第二の料理でもあり、現在でも中国の国家宴会では江蘇料理がメインとなっているそう。「上海料理」の原型とも言われていて、上海料理も江蘇料理に分類される。

    代表的な料理:揚州炒飯、小籠包、中華風肉団子

※参照:クラシル中国旅游海外推广网

中国料理って四川、広東、北京、上海の四種類だと思っていたら北京料理は山東料理に含まれていて、上海料理は江蘇料理に含まれているのですね。サイトによっては四川、広東、北京、上海の四種類だったり、地域によっては山東料理、四川料理、広東料理、福建料理、江蘇料理、浙江料理、湖南料理、安徽料理の八大料理とされているという記述もあります。

中華街に行ったら、ここはどこの地方の料理なんだな、なんて考えながら歩くのも楽しそうですね。

中華料理と中国料理の違い

いつだったかバラエティ番組で、かまいたちの濱家さんが「中国料理と店名にあるお店はは中華料理と店名にあるお店よりも高級」と言うようなことを言っていまして、中華料理と中国料理の違いが気になっていました。ということで引用します。

お店によって、厳密な区別をしているとは限らないので、言い切るのは無理がありますが、何が違うのかというと、「中国料理」は、原則的に中国の料理をそのまま、または、アレンジして提供しているお店で、「中華料理」は、中国伝来の料理を日本人向けにアレンジしたり、発想だけをベースにして創作された料理を提供するお店という分け方が妥当かも知れません。

全国中華料理生活衛生同業組合連合会・公式サイトより引用

中国料理のお店の特徴:大規模な店舗が多い、中国の一流シェフが腕を振るっている、フカヒレ料理、北京ダック、小籠包など比較的高価で単品料理として確立されたものを提供されていることが多い、テーブルも円卓を使用するお店が多い

中華料理店のお店の特徴:小規模なお店が多い、店舗の主人が調理を担当、炒飯餃子ラーメンなどを中心とした庶民的で安価な料理を提供している、テーブルも四角い四人掛けやカウンターだけのお店もあり。

※参照:全国中華料理生活衛生同業組合連合会・公式サイト

一般的には中国料理店の方が高級、ということですね。

まとめ

今日はクックドゥの広東式麻婆豆腐が美味しかったよ!という話から、豆腐の水切り方法、中国料理の種類などとりとめもなく中華料理、中国料理のことをまとめてきました。横浜中華街にお越しの際は「ここは山東料理なんだな」「ここは江蘇料理か」など感じたりしながらお店を決めたりするのも楽しいかもしれませんー。

では今日はこのへんで。最後まで読んでいただきありがとうございました。おやすみなさいませ。



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あ、宜しければ・・・。

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