ハマっていた大河ドラマは、たいてい最終回が来るのがさびしいものです。
真田丸、おんな城主直虎しかり。
ということでいだてんも終わるのが寂しいのですが、
嘉納先生、四三さんがずっと待ち焦がれていた東京オリンピックを、
まーちゃんや組織委員会の面々が作り上げてきた東京オリンピックを
今までずっと観てきていたから、オリンピックの開会式がとっても楽しみだったりするmugです。こんにちは。
この記事の目次
ということで今日の回は、東京オリンピックの開会式。
戦争や敗戦や、まーちゃんがオリンピック組織委員会から締め出されたりとか
色々なことがありましたが、ついに開会式。
真田丸の最終回は赤いものを持って真田幸村を応援したような覚えがありますが
(真田は赤備えなので)
いだてんもなにか、いだてんにまつわるものを持って応援したい気持ちです。
体育大嫌い、オリンピックもそれほど興味がないのでこんなにはまるとは…と
言った気分です。
大河ドラマって続けて視聴するのが大変で
いだてんも、続けて観られないなあと思った方や
録画してみようと思ったけれど、録画しっぱなしで結局観ていない…
と言う方、いらっしゃるのではないでしょうか。
特に後者は気持ちがよくわかります。
私の中で、連続ドラマは録画したら負け、です。。観なくなるから。。
(過去に何作観なくなった大河ドラマがあることか…)
そんな方でも、今日のオリンピック開会式の会は楽しく観られるような気がします。
いだてんを観始めて興味を持った世界があります。
それは歌舞伎と落語。
歌舞伎はやはり、主人公の金栗四三さんを演じられた中村勘九郎さんを観て。
ストックホルム大会に出て、気分を落ち着けるためだったかな、
押し花をするシーンがあるんですね。
その手つきの美しいこと。そして押し花をしている時の表情も麗しい。
中村勘九郎さんは女形もやられるということで納得です。
それから勘九郎さんの老人演技がすごすぎて。
老人メイクも施されていますが、動き方、声の出し方、笑い方が
ほんとうにおじいさんそのものですばらしいなあと思いました。
それから勘九郎さんの弟さんの七之助さんの落語もすばらしかった。
女形が演じる廓話にぞくぞくしましたし、かっぽれのシーンの声の出し方。
すごかったです。そしてかっぽれのシーンはお父様の中村勘三郎さんにそっくりだとか。
勘三郎さんのことも気になってきました。
みなさんもちろん元々知ってはいるんですがね、こんなに興味を持つとは思わなかった。
ということで中村屋ファミリーが楽しみです。笑
落語はもともと気になっていた世界で
たぶん歌舞伎よりは気軽に観にいけるかな、なんて思っています。
(金銭的に…お手ごろな席もありますが、やはりいい席で観たくて…)
しめさばさんも好きだから一緒に見に行きたいものです。
そして俳優さんがみなさんすばらしかった。
みなさん素晴らしすぎてまとめきらないということと
私は女なので好きな女性キャラを言ってみると
①スヤさん(四三さんの奥さん)/綾瀬はるか
太陽のように明るくかわいらしかった。
後半、四三さんの学生時代からの友人美川の悪口をいうところも大好き笑
②菊枝さん(まーちゃんの奥さん)/麻生久美子
あんな敵ばかりのキャラのまーちゃんをずっと支えてすごすぎる。
まーちゃんが組織委員会を下ろされたときに、「まーちゃんは敵が多いんです」
と言われて「でしょうね」と言ったのがツボ。
わかってらっしゃるんだなあと。(アドリブだったようですけど)
③おりんさん/(志ん生/孝蔵の奥さん)/夏帆
最初はおっとりしたお嬢さんだったのに、孝ちゃんが酒ばかり呑んで
仕事しないことにキレつつも、落語してるあんたが見たいと言ったりして
いい奥さんだなあ…と。池上志乃さんに繋がった演技なのもよかった。
(お顔もちょっと似てますね)
④シマちゃん(三島家の女中、四三さん学校時代の同僚、五りんの祖母)/杉咲花
三島家の女中だった少女時代を経て、学問を学び先生になって
結婚して奥さんになって、母になって、、という成長していく姿がすばらしかった。杉咲さん、あまりドラマで観たことがなかったんだけどすごい女優さんだなと思いました。
ちなみに、娘のシマちゃんでも出演してましたけどシマちゃんがまた
初々しくてかわいくて同じ顔だけど別の人みたいな感じで感動。
⑤小梅(浅草の遊女、孝蔵の友人、清さんの奥さん)/橋本愛
はすっぱな遊女っぷりもさることながら、清さんと結婚して飯屋?を
切り盛りするおかみさんっぷりがすばらしくて。
他にも三島和歌子さんだってよかったし池辺幾江さんも志ん生の娘の美津子さんも人見絹枝さんも足袋屋のおかみさん、ちょうさんも薬師丸ひろ子さんのマリーさんも好きだったんだけどキリがないのでこのへんで。
ここ近年、ハマって欠かさず観ていた大河ドラマは
真田丸、おんな城主直虎、いだてんなんですが
三つの作品には共通点があって、すべて主人公が挫折というかメインステージから降りた経験があるのですね。
真田丸の真田信繁(幸村)は父の昌幸とともに九度山に幽閉され、
おんな城主直虎の直虎はお家が取り潰されて一般人になり、
いだてんはその後も活躍していたけれど、オリンピックにおいて結果を
出すことができなかった四三さん、組織委員会の事務総長の職を辞することとなるまーちゃん。
でも四三さんは箱根駅伝を作り、「日本マラソンの父」と呼ばれているし
まーちゃんもその後日本オリンピック委員会の委員長になっている。
1973年(昭和48年)には日本陸上競技連盟出身の青木半治の後を受けて第10代日本オリンピック委員会(JOC)委員長[注 1]に就任した( – 1977年(昭和52年))。
※ウィキペディア、田畑政治より引用
そういうところが何と言うか、観ていて共感できたのかなあと。
勇気づけられるというか。
私も挫折の多い人生なので、挫折したってまたやり直せばいいんだ的な。
(ベタですが)
それから超・個人的な話なのですが
去年の秋ごろから愛鳥・はちさんの体調が悪化してきていたので
このドラマがなんというか私を救ってきてくれていたんですね。
はちさんの事が心配だけど、四三さんが楽しそうに走っている姿を観ていたら
明日からも、月曜からもまた頑張ってやってゆけるみたいな、そんな存在でした。
退院してきてからはこのいだてんタイムはしめさばさんがはちさんの面倒を見る時間だったので(私がいだてんに夢中ゆえ)
しめさばさんにとってもいだてんははちと密接に繋がっているようです。
もうちょっとで最終回の時間が迫っています。
上↑にも書きましたが、たぶん大団円で楽しいであろういだてんの最終回。
一度も観たことが無いという方も観られてはいかがでしょうか。
おもしろいですよう。たぶん。いや、絶対。
シナリオ集、サンタさんにお願いしてみようかな….
いやサンタさんにお願いするなら円盤(DVD)のがいいな。高いからな。
(発売するのかどうかまだわからないけど)
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