※画像引用:ACphoto
だいぶ気温が下がり秋の気配を感じるようになってきましたが、まだ外を歩くと暑いですね。皆様体調崩されたりしてないでしょうか。
先日しめさばさんと出かけようとしたところ、しめさばさんが熱中症のような症状になってしまい、どう対応したらいいのだろうかと悩んでしまいました。
ということで今日は熱中症になった場合の応急処置、それから熱中症にならないためにどう予防したらいいかについて改めてまとめて行きたいと思います。
この記事の目次
経緯
しめさばさんの当日出かける前の様子
- 朝から珍しくお腹が空いていたが、外で朝食をとることにしたのでお腹には何も入れていない状態
- 水を少しと、トマトジュースを飲んでいた
- 体調はいつもと変わりなし
しめさばさんは通常、朝食をとることなく外出するんですがこの日は「なんだかお腹が空いた」と言っていまして。しかしこれから出かけるし、外で食べればいいかなーと思ってご飯を出さなかったのがよくなかったですね。。
しめさばさん、駅で脱水症状になる
この日はしめさばさんがたばこを買うから先に出る、駅前のコンビニでたばこ吸ってると言って先に出ました。私はお腹の調子を崩し、ちょっとトイレから出られなかったため、しばらくしてから家を出たらしめさばさんからLINEがあり、
「ちょっと脱水症状かも」と書かれていて慌てて麦茶と飲むヨーグルトを買って駅に向かうと、ホームの待合室でしめさばさんが汗をびっしょりかいてぐったりしていまして。
飲むヨーグルト飲ませてる間に、体を冷やさないとと思って私の手ぬぐいを水で濡らしてきて首に巻き、スマホで「熱中症にかかったら」を検索し、扇子で仰いで首筋に麦茶のペットボトルを置いて首を冷やして数十分したら、だいぶ元気になってきたのでほっとして、そのまま待合室で休んでいました。
その後、しめさばさんが「しょっぱいものが食べたい」ということでラーメンを食べ、徒歩で帰るのは不安だったのでタクシーで帰宅しました。(吐き気はなかったようです)
私が駅に来た時はぐったりして目をつむっていて、話すことはできたものの「これは救急車を呼ぶべきか」と思う状態でした。私が駅に到着する少し前は、しめさばさんも「これは救急車呼ばないとダメかな」と思ったそうです。
そして周りに電車を待つ人がいたのですが、しめさばさんを心配そうに見ていて私が来た時に「家族の人かな….」という風に電車に乗られてゆきました。見守っててくださったのかなあと思うと非常にありがたいです。ありがとうございます。
この日の天候
午後から雨の予報があり、曇り空の日でした。気温も30℃くらいだったのでしめさばさん、愛用しているネッククーラーも濡らしたら冷たくなるタオルも持たずに出かけました。
しかし外を出るとむっと蒸し暑く、しめさばさんもコンビニから駅に向かう最中に「何だかひどく暑いな」と思っていたそう。
どういう症状が出たか
しめさばさんに聞いてみましたら、
「コンビニを出る時に貧血みたいな症状になった。耳が遠くなり、視界も遠くなって呼吸が浅くなった。大量の汗をかいた」とのことでした。吐き気などはなかった模様。
熱中症になってからの応急処置
チェック①熱中症を疑う症状はあるか確認
●熱中症を疑う症状
(気温や湿度が高い環境の中で)
めまい、失神、筋肉痛、印肉の硬直、大量の発汗、頭痛、不快感、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温
チェック②意識があるか確認
意識がある場合
涼しい場所(風通しの良い日陰、出来ればクーラーが効いている室内)へ避難し、衣服をゆるめて体をひやす。
※衣服のゆるめる:衣服を脱がせたりベルトやネクタイ、下着をゆるめること。(体から熱を放散させる)
※体をひやす:露出させた皮膚に冷水をかけ、うちわや扇風機などで仰いで体を冷やす。
意識がない場合
救急車を呼ぶ。救急車が到着するまでの間に応急処置をする。意識がない時は無理に水を飲ませない。
水や濡れタオルで身体を多い、風を送る、氷のうなどがあれば首、わきの下、太ももの付け根を集中的に冷やす。(皮膚のすぐ近くにある太い血管を冷やすため)
※その他、「身体が暑い」「自分で水分や電解質が摂取できない」「症状が改善しない、または悪化する」場合も医療機関に搬送する必要ありです。症状が明確でなくても、判断に迷うことがあればすぐに救急車を要請しましょう。また「意識がない、もしくは意識がはっきりしていない」場合もすぐ救急車を要請しましょう。
チェック③水分を自力で摂取できるか確認
水分を自力で接種できる場合
水分、電解質を補給する。スポーツドリンク(ナトリウムを100mgあたり40~80mg含んでいる飲料)や経口補水液が有効。
水分を自分で接種出来ない場合
医療機関へゆく。現場にいた人が付き添って発症時の状況を伝えましょう。
チェック④症状が良くなったか確認
症状がよくなった場合
そのまま安静にして十分に休息を取り、回復したら帰宅する。
症状がよくならなかった場合
医療機関へゆく。 現場にいた人が付き添って発症時の状況を伝えましょう。
医療機関に連れてゆく目安
- 本人の意識がはっきりしていない
- 自分で水分や塩分(ナトリウム)が摂取できない
- 水分補給など何らかの対処をしても症状が改善しない
その他、「吐き気を訴える」もしくは「吐く」という症状がある場合は、口から水分を摂らせることは適切ではないため、医療機関での点滴等の処置が必要となるそうです。
※ここまでの参照:大塚製薬「熱中症が疑われる時の応急処置」
こちらのページ、しめさばさんの応急処置をするのに参考にいたしました。わかりやすいのでおススメです。
熱中症になりやすい天候
熱中症というと晴れてとても暑い日になるイメージがあるかもしれません。しかし熱中症を引き起こす原因は日差しと湿度だそうです。実際、しめさばさんが熱中症にかかった日も曇り空でとてもムシムシした日でした。
高温多湿の日は、日差しがなくても熱中症にかかる危険性が高まるそうですので、
「今日は曇りだから暑くならなさそうだね」と油断しないよう気をつけてください。(我が家が実際そうでした、、、)
なぜ高温多湿の日に熱中症にかかりやすいかというと、、、
本来、人間は暑くなると汗をかき、その汗が蒸発することで体温を下げています。
たとえば、体重70キロの人は100ミリリットルの汗をかいた場合、そのすべてが皮膚表面で蒸発すれば、体温は約1℃下げることが可能です。
それが、湿度が高い日になると、汗が蒸発しにくくなるため、体温を下げることができなくなります。
そうなってしまうと、身体にこもった熱を逃がすことができず、熱中症になりやすくなるわけです。
※YAHOOJAPAN!天気・災害より引用
こんな人は特に熱中症に注意!!な方
- 乳幼児
塗湯幼児は大人よりも新陳代謝が活発で体温が高く、体外に汗を出す汗腺の発達が未熟で貸与音のコントロールがうまくできないため。(外出時には水分補給や服装に気をつけ、顔が赤くなっていたり汗をたくさんかいている時はすぐに涼しい場所に移動を。) - 高齢者
加齢により体内の水分割合が少なくなるそうです。さらに高齢者は喉の渇きを感じにくく、心機能や腎機能が低下していると熱中症になった時の症状が重くなりやすい傾向があるそうです。 - 運動に慣れていない運動部の1年生
- 肥満の人※
- 寝不足や疲れなどで体調が悪い人
- 二日酔いや下痢などで体内の水分が減っている人
※参照:公益社団法人全日本病院協会
※なぜ肥満の人に起こりやすいかというと、皮下脂肪が多いと体内の熱が外に逃れにくくなるからだそうです。我が家は肥満夫婦なので、ドキッとしてしまいました….
熱中症にかかった時に飲むとよい飲み物
- スポーツドリンクなど塩分を適度に含む飲料
ポカリスエット、アクエリアス、ヴァームスマートフィットウォーターなど - 水、ノンカフェイン飲料
水、麦茶、ルイボスティ、黒豆茶、コーン茶(麦茶はミネラルも摂取できる)
※カフェインが含まれていないものを選ぶ。パッケージに記載があるので要チェック! - 熱中症の症状改善に経口補水液
めまいやけいれん、頭痛、吐き気、倦怠感など熱中症の症状が疑われる時に。
※参照:TRIAL MAGAZINEより
OS-1、アップル風味も発売されたんですね。OS-1の味がイマイチ苦手という方は飲んでみられては。OS-1、ちょっと独特な味がしますよね。私は今度飲むことがあればアップル風味を飲んでみようと思います。
ちなみに普通のOS-1もアップル風味OS-1も、カロリーは同じで100㎖あたり10kcalです。(500㎖ペットボトルの場合は50kcal)
熱中症予防対策
暑さを避ける
外出時には日傘を差したり帽子をかぶったりし、なるべく日陰をあるくようにする。暑い時は首にネッククーラーを巻いたり、濡らして振ったら冷たくなるようなタオルを装着するのも効果的です。
このネッククーラー、我が家でも愛用しているんですが冷たくなりすぎなくてよいですよ。私が使っているのは大体1時間くらいしたら効果が薄れてくるので、近所の買い物時に使っています。
時間が経って効果が薄れてもうっすら冷たいので装着していない状態よりもいいと思います。(首を冷やしすぎても具合悪くなったりしますしね)
それから可能であれば日の照っている時間は外に出ず、買い物などは夕方になってから行くなど活動時間をずらすのも良いと思います。
日傘が壊れて以来、夏は帽子だけで出かけていましたが、しめさばさんが関西方面に旅に出る前に日傘を購入したらとっても涼しいということで、私も買ってみました。帽子より暑さがしのげておすすめです。
室内でも熱中症になりますので、ブラインドやすだれで直射日光を遮ったり扇風機やエアコンで室温、湿度を調整したりしましょう。
台所に熱がこもってしまうので、この夏、しめさばさんが台所に茶の間のエアコンの風を送る用に扇風機を買ってくれたのですが、非常に涼しくて調理しやすいです。暑くて疲れてしまうことが多いので、ありがたく使っております。
服装を工夫する
外からの熱の吸収を抑え、体内の熱をスムーズに逃す服装が理想です。具体的に言うと素材は吸収性や通気性の高い綿や麻素材がおすすめです。
デザイン的には熱がこもらないように襟ぐりや袖口が開いたデザインがよいでしょう。色は黒を避け、白や黄色、グレー、赤などがおススメだそうです。
紫外線を避けるのには黒い服の方がいいそうですが、熱中症になりそうな暑い日は白い服がよいですね。
水分補給はこまめに
暑い日は知らず知らずのうちに汗をかいて体内の水分が失われているので、喉が渇いたなと思う前からこまめに水分を補給しましょう。
おすすめの飲み物は水、麦茶、スポーツドリンクなどです。ミネラルを補給するという意味ではスポーツドリンクがおすすめかもしれませんが、糖分が多く飲みすぎに注意ですので麦茶が無難なようです。
カフェインが多く含まれているもの、アルコール類は利尿作用があるため水分補給という意味では適しません。
コーヒーをよく飲んでいた時、ペットボトルのコーヒーやカフェインが含まれたジャスミン茶などを飲んでおりましたがトイレが近くなるだけでした。ですので水分補給をする時は水か麦茶がよいです。
規則正しい生活を心がける
日ごろからウォーキング、ランニングなどの運動で汗をかく習慣を身につけることも大事な予防法の1つだそうです。普段から汗をかくって大事なんですね。
それから睡眠不足も熱中症にかかるリスクの一つだそうです。
翌日に屋外や気温の高くなる室内などで作業や活動が控えている際には、7時間以上の睡眠をお勧めします。睡眠不足は体温調節機能を低下させ、熱中症のリスクになります。前日に屋外などで作業をして疲労がある場合には、普段よりも長めの睡眠時間が必要になります。
※MedicalNote・連載:自分を守る!家族を救う!!家庭の救急知識より引用
そして朝から朝食を摂ることも大事だそうです。
しっかり朝ごはんを食べなくても、バナナやクッキーや、何か口に入れていくだけでもよいそうです。それと水をしっかり飲むと。
塩分を摂取するのは塩飴をなめるのもいいと昔から言われていますね。
そしてこちらのお医者さんのブログにもありましたが、お酒を飲みすぎないというのも大事だそうです。アルコールを摂取すると利尿作用で尿が出て、そして睡眠の質が下がる、体温調節機能が低下するなどといった影響があるからだそうです。飲みすぎないように、、が大事ですね。
まとめ
今日は、先日しめさばさんが軽度の熱中症にかかってしまったということで、熱中症にかかってしまった時の応急処置と、熱中症予防についてまとめてきました。
引用しましたお医者さんのブログにもありましたが、前日からお酒を控えめにする、早寝するといったように体調を整え、朝は何か口に入れ、水をしっかり飲むことが大事ですね。そして日差しから体を守るものを身に着け(帽子、日傘)、体を冷やすものを持ち、暑いなと思ったら日陰を歩いたり涼しい場所に移動すると。
もう秋の気配がしてますが、関東はまだまだ暑い日があると思いますので皆様、熱中症にはお気を付けください。本当にいきなりかかります。しめさばさんは普段、割と元気な人なのでかなり焦りました。。。
ということで今日はこのへんで。おやすみなさいませ。
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