そういえば2014年の今年の漢字って「税」だったんですね。どうもこんばんは、しめさばですよ。
それにしてもこの軽減税率って既に実施されている国もあるのですが、
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そもそもうまくいっているという話しも聞きません
どうしてこうなったんでしょうかと無い頭を捻って、いっそのこと大喜利的な解決を図るしかないようにも思えます。
- 持ち帰りだと 消費税8%
- お店で飲食すると消費税10%
という商品は同じなのに用途によって税率が変わる様は、
正直者がバカを見るのが明らか
と言わざるを得ず、これを国家主導で行うというのはなかなかの豪腕っぷりでございます。
おかげさまで
という無駄に情報量が多いメニュー表を作らざるを得ず、デザイナー泣かせな感じがします。
私は私で毎朝職場近くの喫茶店でコーヒーをシバいてから出勤するのですが、その際の注文は
「アイスコーヒーS、店内で、持ち帰りカップで」
と、これも無駄に情報量が多く、果たして日本語的に正しいのか、伝わるのか、一抹の不安を覚えながら注文するに至っている次第でございます。
店員さんは店員さんで無駄に情報量が多い注文を聞き漏らさず、正しい情報をレジに入力し、注文を通す必要があり、
「叩いてかぶってジャンケンポン」を匂わせる新しいゲーミフィケーション
ということなのかなと、人間力を試されているようにも感じます。
私もただ「アイスコーヒーS持ち帰りで」と言えば2%安くなり、気が変わった体で店内を利用する強い心があれば良いんですけどね。
さてさて、この正直者がバカを見る今回の税制ではございますが、そもそもそういう制度はこれだけでは無いわけでして。
補助金や助成金の制度もこれに近いような
気がしております。
この制度自体は、より付加価値の高い産業に対して消費を喚起する意味でも悪くは無いのですが、知っているか知っていないかという違いだけで、貰えたり貰えなかったりという事が多く、
こんだけ種類があるのですから、本業にリソースを割くべき経営者が、この制度を利用するのはハードルが高く、これは士業等の専門家にお願いするとか
のようなWebサービスを利用するしか無いでしょうねぇ。
という状況で、仕組みだけ見れば、この補助金・助成金という仕組みがまた、仲介ビジネスを作り出していて、本来意図していない産業を育てているような気さえしていて、本質的な成果物を産出していない産業は、廃れて行くんだろうなぁと思います。
話しが脱線しましたが、とはいえ、今回の軽減税率については、例に挙げた主に経営者が利用する補助金・助成金とは違っていて、全国民平等に課されるという点において
全国民平等に正直者がバカを見る
という枠組みになっておりまして、これは別の言い方をすると
全国民平等に正直に生きる事を最適としない仕組み
となっておりまして、ある程度の嘘を許容しながら社会生活を営まざるを得ず、現代社会の本質を、遅れたてきた暴露本ブームよろしく国政が積極的にネタバレしてきた感じなのでしょうか。
そんな裏面として、信頼出来るであろうコミュニティビジネスや有料サロンが社会的価値を持ち、台頭してきているのではないかなぁなんて事を思う次第でございます。
これはもう粛々とやっていくって事で良いんでしょうかね。
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