久々の明日何の日シリーズです。
3月3日と言えば、まあ一般的には雛まつりですが、耳の日を取り上げてみます。
この記事の目次
いつ制定されたか?
耳の日(みみのひ)とは、1955年日本聴覚医学会が創立し1956年に社団法人日本耳鼻咽喉科学会が制定した記念日。毎年3月3日。
※Wikipediaより引用
その由来は?
日本で3月3日の「耳の日」が始まったのは1956(昭和31)年。耳や聴力について多くの人の関心を集めること、そして難聴と言語障害をもつ人びとの悩みを少しでも解決することを目的として、日本耳鼻咽喉科学会の提案により制定されたものです。
「ミミ」という語呂合わせや「3」が耳の形に似ていることから3月3日が選ばれた理由としてよく知られていますが、実はもう一つ理由があります。 それは電話を発明したグラハム・ベルの誕生日だということ。※Hearwell,ENjoylife より引用
ただ単に、3(み)3(み)で語呂合わせかと思っておりましたが、
(それももちろんありますが)
グラハム・ベルの誕生日にちなんだというのが興味深かったです。
グラハム・ベルは電話を発明したことで有名ですが、ろう教育者としても功績を残しているそうです。
有名なエピソードが、
アメリカ合衆国の教育家、社会福祉活動家、著作者である
ヘレン・ケラー氏とアニー・サリバンを引き合わせたことだそうです。
(※ Hearwell,ENjoylife 参照)
アニー・サリバンさんはサリバン先生ですね。
子供の頃に美内すずえさんの『ガラスの仮面』を読んでいた私、
このエピソードはヘレン・ケラーの伝記等ではなく、『ガラスの仮面』で
覚えました。
ヘレン・ケラーとサリバン先生の「奇跡の人」シリーズ、10巻から始まります。
・・・脱線してしまいましたが、
耳の日は、耳の病気、例えば中耳炎外耳炎に気を付けようというよりは
難聴の患者さん、言語障害に苦しむ人々の悩みを解決することを目的に
制定された日だったのですね。
私は子供の頃、中耳炎によくかかっていた為
耳鼻科は内科小児科よりかかる病院でした。
大人になってからはあまりなったことがないので調べてみたところ、
子供がよくなる病気の一つらしいです。
こどもの中耳炎について
原因は鼻の炎症
中耳炎はカゼなどが原因で鼻の奥に細菌がたまり、耳と鼻の管(耳管)から中耳へ感染が広がることによりおこります。耳の外側からバイ菌が入っても中耳炎にはなりません。
プールやお風呂の水が入ってもおこりません。カゼやアレルギー性鼻炎がきっかけで増えた菌が、鼻の奥から耳に入って中耳炎を起こします。
鼻水が出るたびに、中耳炎になるお子様も多くみられます。子どもがよく中耳炎になるのは、カゼをひきやすいことと、耳管が成人と比べ、太く短く、傾きも水平に近いので、菌が耳に入りやすいからです。
※戸田公園いとう耳鼻咽喉科より引用
プールに入ったあとによくかかっていた覚えがあるので、プールの水が
耳に入ったからかな?なーんて思っていましたが違うのですね。。
風邪でかかるんですね。
*鼓膜切開術について
中耳炎になり膿が貯留すると、ばい菌から出る毒素で発熱したり、髄膜炎が起きたりすることがあります。そのため、鼓膜切開を行います。鼓膜に小さな穴を開けて、膿を排出します。
※戸田公園いとう耳鼻咽喉科より引用
ちなみによく耳鼻科で切開をしてもらっていたのですが、あれは膿を出すためだったのですね。
よく母に「お前は子供の頃は体が丈夫だったのにねぇ」と言われるんですが
あれ?
私結構体調崩しがちな子供だった??
まあ姉が割と体調崩すと重篤な症状に陥る子供だったので
「お姉ちゃんよりは丈夫」ということだったのかもしれません。
大人になってからは耳鼻科にかかることが
減ってきましたが、ここ数年はMP3プレイヤーで音楽を聴くことが増えたので
難聴が気になります。
年のせいもあるのか耳の聞こえが悪くなり声が大きくなってきたとしめさばさんにも指摘されますし…
と思っていたらやはりイヤホン難聴、ヘッドホン難聴はあるようです。
イヤホン難聴って聞いたことありますか?イヤホンやヘッドホンで音楽を聴くのが身近になると同時に長時間、大きなボリュームで使う人が増えてきています。それに伴い聴力が低下したなんて人が多々見受けられるようになってきました。そういったイヤホンやヘッドホンが原因とみられる騒音性難聴や音響外傷のこと指します。
※イヤホン・ヘッドホン専門店 e☆イヤホンのブログより引用
症状としては。
難聴の主な症状
・聴力の低下
・耳鳴り
・めまい
聴力低下をはじめ、難聴による耳鳴りがする事が多く、めまいが起こることなどもあります。イヤホン、ヘッドホン難聴では低域が聴こえづらくなる俗に言う『低音難聴』や音が籠ったように聴こえる事が多いようです。
※イヤホン・ヘッドホン専門店 e☆イヤホンのブログより引用
予防法は。
具体的な予防策
1.音量を下げる
第一に音量を下げましょう。周りの雑音が入ってくるとついついボリュームを上げがちになりますがダメです。外の音がわずかに聞こえる音量、またはその音量から少しだあげた音量を目安にしてください。大幅に上げているようであれば音量の上げすぎです。初めは物足りなく感じるかもしれませんが慣れれば気にならなくなります。
2.長時間の使用を避ける
長時間の音楽鑑賞は騒音性難聴のリスクが高まります。音の大小に関わらず長時間の音楽鑑賞は控えたほうが良いです。小さいボリュームだからといって寝ながらイヤホンを使うなんてのもダメです。耳に圧を掛け続ける状況は避け、一時間に一度15分程度、イヤホンやヘッドホンを外し耳を休ませるということが大事です。
3.イヤホンやヘッドホンを使わない日を作る
耳を休ませる日を作ることも重要です。毎日の継続使用も音量が大きくなる原因の1つです。継続的に使用することで聴力低下に繋がる場合もあります。定期的に耳を休める日を設けましょう。
4.使用機材の遮音性をあげる
コストはかかりますが遮音性を高くすることで、小さな音量でも外の音が聴こえづらくなります。また音質を上げることで聞こえづらさが解消され音量増加を抑えることが出来る場合もあります。方法としては下記のパターンなどが挙げられます。
※イヤホン・ヘッドホン専門店 e☆イヤホンのブログより引用
家にずっといる日など、イヤホンを使わないこともありますが
音量もそこそこ大きめで、遠出する時なんかは長時間で、たまにメンタルが
弱まった時などは子守唄的に音楽を聴いていますね、、いかんですね。。
あとはライブハウスでライブを観る際にも難聴になる危険性が。
確かにライブハウスでライブを観ると音が大きく、しばらく耳に音が残っているような感覚になりますが、そういうもんかと思っていました。
しかしこのようなつぶやきを見ると、危険なことなんだなと。
そしてこんな記事も。
より長く、音楽を聴くことやライブを観にいくことを
楽しむために耳を大事にしていこう、なんて思いました。
そしてガラスの仮面が無性に読みたくなりました。
明日何の日とか言いながら、当日になってしまい申し訳ありません。
それではおやすみなさいませ。
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